コメント/レビュー

■巖谷國士/仏文学者・批評家・作家
いまの日本にとって必要な映画だ。学生や労働者は笑顔をうかべつつ、同調も萎縮もなく未来のために闘う。デモ集会もテント生活も一種の祝祭に見える。制服のまま加わってくるすてきな少女中学生!
 

■いとうせいこう/作家・クリエーター
香港、加油(がんばれ)!民主、加油!人間、加油!

■奈良美智/美術家
彼らの最前線は宙に舞い飛び散ったのか?それは夢であったのか?香港の街は静かな夜に涙するだけなのか?否!道は続くのだ!と僕は思った。

■藤原新也/写真家
雨傘運動の熱気の中を歩きながら、この青年たちは巨大なライオンに立ち向かうアリの群のようなものであり、早晩敗北するだろうと思った。だがこの青年たちは勝つだろうとも思った。案の定、映画の中で一人の青年は言う。「いままで私は自分のことしか考えなかったが、この運動を通して自分を犠牲にすることを知った」。青年たちは運動には負けるかも知れぬが自分には打ち勝っているのだ。

■池上千恵/フリーライター・香港迷
普通選挙を求めて立ち上がった普通の学生たち。あの秋、高層ビルの下(もと)にあった「香港人」たちの静かな情熱と黄色い雨傘。広東語と繁体字と自由、香港のアイデンティティを守ろうとする真っ直ぐな姿が胸を焼く。

■港千尋/写真家・著述家
この映画を見るとき、あなたはデモの一部になる。学生たちと警官隊の間の距離は数センチ。カメラはそのわずかな空間に入り、そこでしか知ることの出来ない事実、そこでしか聞くことの出来ない怒り、そこでしか感じることの出来ない恐れを、伝える。殴られ、ガスを浴びせられ、倒れ、そして助けられながら、それでもなお彼らは路上にとどまる。何のために?命がけでも守らなければならない、大切な言葉があるからだ。そのわずかな空間に集まった若者たちにとって、すべての言葉は「自由」と同義である。いま映画はその空間を、世界中へ開いてゆこうとしている。映画の広場へ向かおう。注視すること、それは抵抗の第一歩である。

■西原孝至/映画監督・『わたしの自由について~SEALDs 2015~』監督
あの日あの時、路上であがった無数の声が、過去と未来を貫き、香港の空にこだまする。
世界中の、自由を求めて立ち上がる人々を、鼓舞するように。

■オカモト”MOBY”タクヤ(SCOOBIE DO)/ミュージシャン
雨傘革命で何がおきていたのか、正に知りたかった内容でした。そしてあの登場人物たちのあの感じ、正にボクの大好きな「香港」でした。

■遠藤ちひろ/多摩市議会議員
香港の若者たちが自由のために立ち上がったエネルギー。そしていま若者たちは新党を立ち上げて闘っています。現代日本の地方自治にぶつけてみたい思いに駆られました。